【魚の値段あり】「根津松本」の高級のり弁当と魚をついにゲット!プロフェッショナル魚屋さんの海苔弁は極めて上品な大人味!
2022/10/30
昔、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されていた魚屋さん「根津松本」!
選び抜いた極上の魚だけを売り、「いい魚がなければ仕入れをしない」という、高級魚屋さんです!
ずっと行きたかったのですが、根津近辺に行く機会が全然無いので、この度思い切って行ってみました♪
購入したのは、予約制で水曜日だけ買える「海苔弁当」(2,916円)と、干物と西京漬け!
他の商品の種類や値段と併せてご紹介します♪
場所は千代田線根津駅1番出口を出て左に5分くらい歩いた所にあります。
♡「根津松本」の店内の様子
店内はインテリアや照明が高級感があって、まるでお寿司屋さんのよう!
奥にテレビで見た店長の松本さんがいらして、おぉ!と思いました(笑)。
そして手前のショーケースにお魚たちがきれいに並べられています。
雰囲気のある和食器に載せられた魚たちは、それはそれは美しく、見ていて心が躍りました♪
♡「根津松本」の商品の種類と値段
この日は水曜の17時頃入店して、商品はだいぶ少なくなっているというお話でしたが、私的にはいろいろある!という印象でした。
この時あった商品と、分かる物は値段をご紹介します♪
お刺身・セット
まずこちらが小肌に、巨大なほたて(702円)、いくら、そして箱に入っているのはあんこうか何かの鍋セット。
そして右下のまぐろは、名店御用達のマグロ専門仲卸「やま幸(やまゆき)」のまぐろの「はがし」(2,160円)。
(この値段はインスタによると毎週水曜日と土曜日の特別価格かも?)
「はがし」とは、筋が多い「突先(とっさき)」という部分(頭の付け根)の身を筋から一枚一枚剥がした物だそう。
香りは赤身のように高く、舌触りはシルキーで中トロのような脂のりだそう♪
イカのお刺身(1,944円)と海鮮宝箱(2,160円)。
たらこ・白子・ちくわ
たらこ(100g1,728円)、白子。
あとこの左にちくわもありました。
切り身・貝
めかじきとはまぐりのパセリバター焼き用かな?
あなご(3,780円)、ぶり(1,296円)。
まながつお(1,944円)。
鯖(3,024円)!
しじみ、鮭。
フライ
フライ用なんて物もありました!
ほたてフライ、いわしフライ(各378円)、いわし梅しそフライ(432円)、かますフライ(540円?)。
ここまでやってくれたら、料理する気にもなります!
西京漬け
さわらの西京漬け(1,296円)、あと銀だらの西京漬け(1,080円)もありました。
干物・ちりめん山椒
イカの干物、ちりめん山椒。
あじの干物(1,620円)。
にしんの干物?(2,160円)、あなごの干物(3,780円)。
いわしの干物(864円)。
かますの干物(2,160円)。
と、こんな感じで、金銭感覚おかしくなりそうな、だけど試して違いを感じてみたい!と思うような、お値段の魚たちでした。
また、フライ用やバター焼き用などの提案もあり、想像以上にバラエティ豊富で選ぶのが楽しいラインナップだったのが印象的でした!
♡「根津松本」の海苔弁当の予約方法と値段と感想
ではでは、私が買った物をご紹介!
袋も、よく見ないと何て書いてあるか分からないというカッコよさ!
まずは予約制・水曜限定の「海苔弁当」、2,916円!
予約は公式サイトからできて、支払いも同時にします。
店頭受け取りで、12時~18時の間で時間指定できます。
なお、大体7~9月は暑いのでお休みになるようです。
オープン!おぉ!
内容はこちら!
・海苔(丸山海苔店 こんとび)
・時鮭 (北海道)
・銀鱈西京漬
・竹輪の磯辺揚げ
・山椒ちりめん
・卵焼き
・漬物
ご飯は「白虎米」という会津産コシヒカリで、1.8cmほど敷いてありました。
程よい甘さとあっさり感で、おかずのジャマをせず、おいしかったです♪
上に刻み海苔、煮切り醤油、海苔が載せてあります。
海苔は「こんとび」という青のりが混ざった海苔で、昔ながらの野趣あふれる味わいで、数多くのミシュラン星付き寿司店に愛用されているそう。
鮭は皮の下は脂で光っていましたが、全体的には硬めであんまり特別感は感じなかったです。
塩はおかずとしてちょうど良いくらいに効いていて、しょっぱすぎることはなく良かったです。
一方、銀だら西京漬けは脂が乗っていてふわっふわ!
外側に軽く衣が付いていたようで(違うかな?)、外サクっ、中ふわっという感じ。
お味は甘さ控えめで大人の西京漬けという感じでした。
磯辺揚げはちくわの弾力がすごかったです!
混ざりものの無いザ・魚肉!ザ・たんぱく質!という味と食感で、スーパーのちくわとは全然違います!
私的には青のりをもっとガッツリ付けてもらえると、なお好みでした♪
ちりめん山椒は味薄め、甘さ控えめで上品な感じ。
実山椒の量も上品で、自分で作る時は大量に入れて痺れを楽しむので(笑)、ちょっと物足りなかったです。
卵焼き(出汁巻き玉子)は甘くないタイプで薄味、お漬物もシンプルな浅漬けでさっぱりしておいしかったです♪
というわけで、全体的に甘さ控えめ、薄味で、素材の味を活かす味付けになっていました。
やっぱりいい素材を使っているので、そうあってほしいと思うと同時に、作ってから時間が経って頂く可能性を考えると、もう少し味付けにエッジを効かせてもいいのかなと思いました。
♡「根津松本」の干物と西京漬けの値段と感想
最後に干物と西京漬けもご紹介!
いわしの干物(864円)
いわしの干物はお店の説明に「金太郎鰯」と書いてありました。
調べると、大阪府岸和田漁港で旬の7月〜9月に水揚げされるマイワシのことで、脂が乗って太っていておいしいんだとか。
この干物がもう、とてもきれいで!
作り物みたいな美しさで、口の所なんてガラスのよう!
身の方もつるーーん!
焼くと魚のへこみに脂?魚肉汁?が溜まる溜まる!
完成!
……ですが、焼きすぎました……(>_<)
お味は肉厚で脂が乗っていて、程よい塩加減でおいしかったのですが、いかんせん、水分を飛ばし過ぎてふっくら感や本来の味を楽しめませんでした。
く~!
皆様は気を付けてください(T_T)
さわらの西京漬け(1,296円)
そしてさわらの西京漬け。
「根津松本」の西京漬けは味噌を独自にブレンドし、甘味を抑えて、オリジナルの味に仕立てているとのことで、お弁当の銀だら同様、本当に甘さ控えめ。
こちらのさわらは結構しっかりした食感で、あまり脂は無かったです。
そうなってくると、もう少し甘みが欲しい気がしました。
また、買って2日後に頂きましたが、漬かりが浅く、もう少し置いた方が良かったかもしれません。
銀だらの西京漬け(1,080円)
銀だらの方は、ものすごい脂乗りでした!
汁が溢れる溢れる!
ちょっと焼けているか心配になって、この後もう少し焼きましたが、やはりとってもジューシーでした!
こちらももう少し漬けた方が良かったみたいですが、ぷるぷるジューシーでおいしかったです!
というわけで、「根津松本」の今回頂いた味付きのお魚などは、甘さ控えめで上品で大人の味でした!
甘さで味をごまかさないところが好感が持てますが、甘めの味付けが好きな方はもしかしたら物足りないかもしれません。
私も西京漬けはもうちょっとだけ甘くても良かったかな??という感じです。
干物に関しては、焼きすぎなければ、未知のおいしさを楽しめそうだと思いました。
また機会があれば、干物を絶対に焼きすぎないで頂きたいのと、お刺身系もぜひ、食べてみたいです。
考えてみると、お刺身が一番、質の違いが分かりやすいんじゃないかと思います!
うちからお店に行くのがちょっと大変なので、思い切ってお刺身も買ってくれば良かったー!
これから行かれる方で、あまり行けない方は、悔いのないようにお買い物してきてください!(^^)